熱中症予防情報

2020-08-24

日常の活動と大会参加時、熱中症予防に努めましょう

  • 気象庁長期予報から2020年の夏は猛暑予想となっています。猛暑日や、体が暑さに十分に慣れていない場合においては、特に発症の危険性が高くなります
  • 5月までの休校による準備不足から、十分な耐暑能力が身についていない・筋量が減少した・体脂肪が増加した・体力が低下した、などの状況にある小・中学生や高校生は、リスクが高くなることから十分な注意が必要です。また、寝不足・体調不良・暑さに慣れていないなどの状況の場合は、活動を控えるなど慎重に対処しましょう。
  • 全国では過去にスポーツ活動場面において、死亡例を含む熱中症による重大事故が発生しています。また、当協会が主催する県内競技会においても、救急搬送されるなど重度の症状を発症した選手の事例があります。発症した人の多くが「まさか自分の身に起こるとは思わなかった」と振り返ることから、誰にでも起こり得ることであるといえます。
  • 熱中症は自然災害ではなく、予防できる疾病です。十分な対策を最大限に講じて、安全に活動できるよう努めましょう。

熱中症を予防しよう|独立行政法人日本スポーツ振興センター

予防のポイント|日本陸連安全対策ガイドブックより

練習の前から、こまめに水分をとる

水分と一緒に汗で流れてしまう塩分も補給する。0.2~0.3%程度の食塩水(市販のスポーツドリンクの多くは0.1~0.2%程度の濃度)を、練習前に250~500mL、練習後に500~1000mLを目安に補給する。練習中はのどがかわく前に水分を補給する。(※心配するあまり、慣れていないにも関わらず急に大量の水分・塩分を摂取すると、胃腸に負担がかかります。徐々に慣らすようにしましょう。)

暑さを防ぐ

薄着をして熱がこもらないようにする。帽子をかぶって直射日光が当たらないようにして暑さを防ぐ。日焼けをすると十分な発汗ができなくなるため注意する。

暑さに慣らす

熱中症は梅雨明けなど、急に暑くなって体が暑さに慣れていないときや、試験休みなど、しばらく運動していなかったときなどになりやすい。暑さに体が慣れるまでは(1週間程度)軽めの運動から始める。日陰で休憩して体温を下げることも有効。※十分な暑熱順化には2週間が必要とされている。

大会等参加に際して;中学・高校関係の皆さまへ

  • 2020年シーズンにおいては、多くの中学・高校が、5月末までおよそ3か月間にわたり運動部活動を休止しておりました。部活動だけでなく、体育授業や登下校の移動に伴う身体活動などを一切行わなかった生徒においては、この期間の体力低下や暑熱馴化機会の喪失が、猛暑時期の活動において健康・安全面にどの程度の影響を及ぼすかは明らかでありません。過去、誰も経験したことがない状況となります。求められる判断や対応は、各学校あるいは各生徒においても、決して一様ではないと考えられます。
  • 参加を予定いただく中学・高校の顧問並びに学校長様、そして各保護者様におかれましては、これらの状況や背景等を踏まえ、感染症リスクと熱中症リスクそれぞれに対し、健康影響を懸念される場合は参加をお控えいただくなど、慎重にご判断いただきますようお願いいたします。

資料

栃木県内各地域の熱中症指数(WBGT)(熱中症予防情報サイト|環境省より)

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参考