当協会主催のトラック競技会における厚底シューズ着用の対応について

2020-08-19審判部, 競技部

[追記 2020/08/19 8:00]

日本陸連関係委員会協議により、2020年11月30日まで(移行期間)の厚底による記録は、国内では公認記録として扱われると示されました。

WA規則改正後の移行期間中(2020年7月28日~11月30日)に開催された競技会で“規定外”シューズで出された記録について、下記、すべてで公認記録として認める。
 (1) 日本記録 (2) 日本ランキング (3) 日本陸連主催競技会の参加標準記録
WA規則第143条(TR5:シューズ)のルール再改訂における日本国内での適用について(通知):日本陸上競技連盟公式サイト

[以下、2020/08/18 17:06 元記事]

トラック競技会における厚底シューズの着用について、ワールドアスレティックス(以下「WA」と示す)の方針を受け、日本陸連より2020/08/15(土)に以下のとおり通知がありました。

  • 当協会主催競技会においては当面の間として、2020/08/30(日)まで、40mmまでの厚底シューズでの出場を認めます(800m以上の種目)。
  • WAが指定する通り、招集所または出発前の時点でソールの厚さをチェックし、リザルトへの「厚底シューズ着用」の注釈を付記します。
  • 厚底で出された記録はWAには認められません。Uncertified(非公認)という扱いとなります。WAワールドランキング、WA主催競技会参加標準記録及び世界記録(アジア記録も同様)の対象外となります。
  • 厚底で出された記録を国内でどう扱うか;日本陸連主催等競技会の参加資格として認められるか、厚底シューズでの記録が日本記録として認められるか、更には日本ランキングの対象とされるかなどは、現時点において未定です。日本陸連における関係委員会による協議の結果、後日発表されます。これら事項について心配・懸念される方は「厚底シューズ着用」を回避いただくことを推奨いたします。
  • 2020/08/31(月)以降の対応方針等について、2020/08/24(月)頃に改めて通知する予定です。